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2017年08月16日

江戸(化政時代)の笑いと笑い感度

2016年6月12日の発表 担当:橋本
参考資料
ヒュースケン日本日記(岩波文庫)
スイス領事が見た幕末日本 (リンダウ)
日本奥地紀行(イザベラ・バード)
夢酔独言(勝小吉)
北斎の謎を解く(諏訪春雄 吉川弘文館)

ハジケて笑った「文化文政時代」に焦点をあてて、徳川家斉、勝小吉のハジケ具合や外国人が見た笑いこける日本人の印象を紹介。
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2017年07月17日

根岸美術工芸家の三奇人〜堆朱楊成、豊川揚渓、青山周平〜

2016年7月3日の発表 担当:小川
参考資料
「根岸人物誌」巻之3
「茶ばなし」より(読売新聞1901(明治34)年4月15日と16日の朝刊)

「根岸人物誌」で豊川揚渓、青山周平については「根岸美術工芸家の三奇人の一人なり」もしくは「根岸美術工芸家の三奇人の一人に数えられる」と注釈がついている。根岸美術工芸家の三奇人とは何か?
それを読み解くカギは読売新聞1901(明治34)年4月15日と16日の朝刊にある。
詳しくは、2016年7月4日にアップされている記事を参照ください。
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第20代堆朱楊成〜根岸から田端へ〜

2016年9月11日の発表 担当:神保
参考資料
「田端文士村」近藤富枝 中公文庫
「堆朱楊成」 美術日報社編 昭和16年
「下谷の大火再報」東京朝日新聞 明治31年4月21日

明治13年8月に根岸で生まれた通称豊五郎の楊成は、明治29年の兄の死去により第20代を襲名した。
明治31年4月の下谷の大火(全焼418戸、半焼17戸)で焼き出され、中根岸37番地に移転。大正9年、田端430番地に移転。大正11年7月に芥川家の隣に新築なり移転し、そこは堆朱御殿、田端御殿といわれ豪邸だった。
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竹柴其水(きすい)と河竹糸

2016年10月10日の発表 担当:小田
参考資料
「根岸人物誌」巻の2,3
「作者の家〜黙阿弥以後の人びと」河竹登志夫 講談社 昭和55年
「大正6年2月調査・東京演芸地図」新演芸 大正6年3月号付録

おそめさんが夫の竹柴其水こと岡田新蔵と住んだ家は、下谷区中根岸町46番地にあった。河竹黙阿弥の娘の糸の後見役を竹柴其水は果たし、糸は大正6年7月から大正9年10月まで中根岸に暮らした。
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「鍬形寫ヨ」と寛政の改革 〜村絵図 その6〜

2016年11月13日の発表 担当:桜井
参考資料
「亀田鵬斎と江戸化政期の文人達」渥美國泰著 芸術新聞社 1995
「都市図の系譜と江戸」小澤弘著 吉川弘文館 2002
「鍬形寫ヨ」監修:渥美國泰・内田欽三 発行:津山市教育委員会・太田記念美術館 2004
「山東京伝」佐藤至子 ミネルヴァ書房 2009

北尾正美の名で北尾重政の門人であった鍬形寫ヨは、松平定信の寛政の改革での異学の禁の結果、交流のあった山東京伝(北尾政演)や亀田鵬斎が弾圧の対象になるのを目の当たりにした。そうしたなかで北尾正美は津山藩のお抱え絵師となり浮世絵師時代の北尾正美の名を捨て、鍬形に変え名も紹真(つぐさね)に改め、鍬形寫ヨ紹真となった。
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中村不折邸の来歴

2017年1月15日の発表 担当:神保
参考資料
「由緒ある中村不折氏の邸宅」(土地と家屋 第1巻第3号 土地と家屋社 大正4年10月)
「高士中根香亭先生 一」坂田進一(月刊 書道界 藤樹社 2013)
「香亭雅談 上」(金港堂 明治19年)
「地籍台帳 下谷区上根岸町」1912年4月発行
「日本橋新材木町商業史覚書〜問屋と街〜」白石隆(三田商業研究 1997年12月)

「由緒ある中村不折氏の邸宅」に掲載されている6葉の写真は、当時の見取り図で写した場所と方角が特定できる。また当時の井戸、銀杏、築山が書道博物館に現存していることが確認できる。中村不折邸になる前は、中根淑がこの場所に暮らし、その建物を「迷花書室」と呼んだ。また「香亭雅談 上」では、根岸に居を移したことを記しつつ、根岸に暮らした先人として、大島蓼太<雪中庵蓼太>、喜多村 筠庭<喜多村 信節>、平田篤胤、山崎北峰<山崎美成>、原念斎、寺門静軒、亀田鵬斎、酒井抱一の名を挙げている。この「香亭雅談 上」の奥付の出版人の箇所には「静岡県士族 中根淑 東京府下北豊島郡金杉村185番地」と記載されており、その地所は現在の書道博物館の場所である。一方、この土地を所有していたのは、日本橋区新右衛門町の太田惣吉であり、日本橋区新材木町の地主としても質屋としてその名前が登場する。
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台東区の土地利用とまち並みの現状

2017年2月10日の発表 担当:大江
参考資料
「東京都の土地利用 平成23年東京都区部」平成23年度土地利用現況調査結果の概要 東京都都市整備局
「台東区景観計画」平成23年12月

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根岸人物誌巻1〜3の登場人物内訳/江川八左衛門

2017年3月12日の発表 担当:小川
参考資料
「根岸人物誌」巻1〜3 (編者 不明)
「東京日日新聞」明治42年4月18日、20日、21日の江川八左衛門に関する記事

都立中央図書館に収められている「根岸人物誌」は、編者不明であるが、明治〜大正を中心に根岸にゆかりの人物の来歴をまとめた人物之部(巻1〜3)と地誌之部(巻4)からなる。
人物之部に登場する人物は延べ690人。重複を除くと615人であった。
5回登場する浅田宗伯(漢方医)。3回登場の江川八左衛門(彫師)、北尾重政(浮世絵師)、竹柴其水(歌舞伎作家)、多田三弥(数学者)、寺門静軒(儒学者)、原徳斎(儒学者)の6名。
職業別だと
画家が159名、金工・技工師63名、役者(歌舞伎・能・新劇)55名、学者(儒学・国学等)53名、俳人・歌人43名、幕臣・官僚31名、書道家27名、文筆家(小説・劇作・評論)26名、医者22名、音楽家(三味線・長唄)20名、詩人(漢詩など)16名、商人・実業家13名、宗教家(僧・牧師)11名、
大名・名主・素封家9名、棋士・囲碁8名、華道・茶道7名、芸者・遊女5名、占い師4名、スポーツ3名といった分類となっている。
今回は3回登場している彫師の江川八左衛門について調べてみる。
内容は2017年3月20日にアップしている「江川八左衛門(昌平黌御用木版師)」を参照のこと。

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明治30年ごろの根岸での出会い

2017年4月9日の発表 担当:中條
参考資料
「岡倉覚三氏の思出」(九鬼周造随筆集 1993年岩波文庫 菅野昭正編より)
「父 岡倉天心」(岡倉一雄著 岩波現代文庫 2013年)
「岡倉天心 近代美術の師」より中村愿氏の一文(別冊太陽 2013年7月25日 平凡社)

九鬼周造、隆一、波津子と岡倉一雄、覚三をめぐる人間模様
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2017年07月12日

伊藤野枝と尾竹紅吉の根岸時代

2017年5月7日の発表 担当:李
参考資料
「伊藤野枝と代準介」矢野寛治(弦書房 2012)
「定本 伊藤野枝全集」第1巻、第4巻(學藝書房 2000)
「野枝さんをさがして〜定本 伊藤野枝全集 補遺・資料・解説」堀切利高編著(學藝書房 2013)
「佐藤在寛新聞論談集」(佐藤在寛先生顕彰会 1995)
「自由 それは私自身 評伝・伊藤野枝」井手文子(筑摩書房 1979)
「青踏の女・尾竹紅吉伝」渡邊澄子(不二出版 2001)
「松下竜一その仕事 17 ルイズ〜父に貰いし名は」松下竜一(河出書房新社 2000)
「大正・根岸の空」村上信彦(青蛙房 1977)
ウェブサイト 「中山修一著作集」2「富本憲吉とウィリアム・モリス」

叔父代準介を頼りに九州から上京して向学心に燃える伊藤野枝。日本画家尾竹三兄弟の長兄越堂を父に持つ尾竹紅吉。「青踏」で親しく交わる二人が同時期に根岸に暮らしたのはわずか2年程度ですが、根岸時代は二人にとって、それぞれに忘れがたい青春のひとときでした。
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